2013年9月3日火曜日

あまちゃん

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」。
私の界隈でもファンが多く、いよいよ話も佳境を迎えてさらに人気が高まっている。
私はもともとドラマが好きで、映画も好きだったけれど、いつの間にか映画よりドラマのほうが好きになった。
10年ほど前まではNHKの朝ドラも見ていて、結婚してからは朝ドラを見てから家事をやる…というのが日課だった。
でも、出産して仕事を再開してからは、朝ドラの時間は一番忙しい時間になり、環境のこともあっていつしか見ることもなくなり、朝ドラからは足が遠のいてしまった。
もうかれこれ10年、朝ドラを見ていない。

周りが朝ドラのことで楽しそうに盛り上がっているのを見ると、うらやましいなと思う。でも、見る時間がなかったり、見る環境を作れなかったりで、話題に乗れなくても仕方ないと思っていた。
毎日見ていると次が気になり、わくわくしたり考えたり色々あるけれど、見なきゃ見ないで困りはしない。私にとって朝ドラはそういうものになっていた。

「あまちゃん」も、当初から気に留めることもなく、自分にとってはものすごく遠いもので、周りが話題にしていても、いつものようにふーん…と思うだけだった。
一度出先でたまたま放送を目にしたこともあったけれど、序盤ならともかくもう話も中盤になっており、話が全然わからない。
当然楽しめるわけもなく、見るとも見ないとも曖昧な感じでやり過ごし、別に興味もわかなかった。

そんなある日。
娘が所属する音楽クラブの上級生たちが、「あまちゃん」のオープニングテーマを演奏する…という話が聞こえてきた。
ふーん…ここでもあまちゃんか、と思ったけれど、聞いたこともない曲のことはよくわからんし、がんばって欲しいなとだけ思った。
それ以上もそれ以下もない。
そしていよいよその演奏を聴く時がきて、あまちゃんの主題歌を聴くことよりも子どもたちが演奏することそのものにわくわくした。
たった10人ほどのメンバーで完成させたその曲は、アコーディオンあり、パーカッションありで立派な「あまちゃん」になっていた。
なんとなく耳にしたことがあっただけのその曲は、目の前で繰り広げられる素晴らしいパフォーマンスのおかげで一瞬にして私を魅力した。

それから、私は「あまちゃん」を毎日欠かさず見ている。
放送が始まる時間までに片付けや準備を済ませ、2分前にはテレビの前に陣取り、子どもたちからチャンネルを奪う。
たった15分のために、スケジュールを調整し、家族と交渉し、環境を確保する。
最初は意味がわからなかったけれど、毎日見ているとなんとなく話は繋がってくるし、オープニング曲を聴くだけでも十分楽しく満足だ。
チャンネルを奪われてブーイングだった娘たちも、今では一緒に見ている。
「あまちゃん」については、まだまだあまちゃんですが。
明日も朝が楽しみだ。

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